MemberInterview

私はマネージャーの仕事をしているのですが、その中で最重要視しているのは「人財育成」です。
自分の成長や周りの人の成長を感じたとき、心の底からやり甲斐を感じます。
私は今までいろんな部署や地域で仕事をして来ましたが、一つの部署や地域に長くいることはありませんでした。
順応性には絶大な自信があり、環境の変化から学びは得ますが、ストレスは感じないタイプの人間なのです。
そんな自分の強みを活かして、いろいろな働き方や地域、環境を経験してきました。経験を積むたびに、働く人たちのそれぞれの価値観や、その人たちが受ける影響を感じてきました。
そうやって得た経験を活かすことで、その人に合った個別の教育プロセスを考えることができるようになりました。
私は共に働く人たちが少しでも成長できるように、日頃のサポートをしています。そして成長した仲間たちや会社は、お客様にも、とても良い影響を与えてくれます。
私たちは仕事と仕事、部署と部署、会社とお客様など、さまざまなパイプ役を担っています。
ほとんどの方が未経験で入社されますが、そんな新人さんが成長しお客様や企業様に良い成果をもたらした際に、感謝の言葉をいただくことがあります。そのときは本当に嬉しく誇らしい気持ちになります。
お客様と仲間たちの間に挟まれて大変なときもありますが、みんなの役に立てる、とても素晴らしい仕事だと感じています。

私はパートナーシップを大切にしております。
私が大切にしているパートナーシップとは、仲間たちと仲良くなることや不必要に助け合うことではありません。
目的を共有する「仲間同士の成長」を考えたサポートのことです。
自分が成長するためには、第三者の視点から自分がどう見えているかの情報は役に立ちます。
より成長していくためには肯定的な内容だけでなく、否定的な内容も知りたいですが、実際には自分の否定的なことを言ってくださる方はごく少数です。
なぜ否定的な意見が少ないのか？それは否定から生じる摩擦を嫌って、素直な意見を伝えられない傾向があるからです。

以前に会社で飲み会をしたときのこと。
私はみんなに伝えたいことがあったのですが、聞いてくれる雰囲気ではないことに少し腹を立てつつ、注目を集めるために気合の入ったパフォーマンスを披露しました。しかし、みんなには自分の気持ちを上手に伝えられませんでした。
後日、飲み会に参加したメンバーから宴の様子を撮影した写真がたくさん送られてきました。
写真を見ているうちに「こんな状況では、みんなが話を聞いてくれないのも当然だよな！」って気付きました。
そこに写っていたのは、想像していたよりも遥かにすごい姿をした私でした。みんな、気付かせてくれてありがとう！と素直に思いました。

飲み会での話は一例ですが、私たちは共に成長していくパートナーとして、気付いたことはお互い素直に伝えるように心掛けています。
そこに信頼関係が生まれて、業務上の仕事仲間以上に"良きパートナー"として仕事をしています。